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曹洞宗のお寺「年間行持」

曹洞宗のお寺「年間行持」わかりやすくまとめました 2月涅槃会

 

 

曹洞宗は、お釈迦さまより歴代の祖師方によって相続されてきた「正伝の仏法」を依りどころとする宗派です。それは坐禅の教えを依りどころにしており、坐禅の実践によって得る身と心のやすらぎが、そのまま「仏の姿」であると自覚することにあります。

そして坐禅の精神による行住坐臥(※)の生活に安住し、お互い安らかでおだやかな日々を送ることに、人間として生まれてきたこの世に価値を見いだしていこうというのです。

※「行」とは歩くこと、「住」とはとどまること、「坐」とは坐ること、「臥」とは寝ることで、生活すべてを指します。

 

こし庵
どうもネズミブロガーのこし庵です。曹洞宗のお寺の年間行持についてしらべたよ。二月は涅槃会がありまーす

 

二月 節分会・涅槃会ねはんえ お釈迦さまのご命日

二月三日は節分会です。ご存じの通り豆まきですね。「鬼はそとー福はうちー」一般的に鬼とは邪気という災いが外からやって来ると考えられ、鬼は見えない存在で、それぞれの「こころの中に潜む鬼の存在を忘れてはならない」ということです。
目に見えないこころの中の鬼とは、自分自身の煩悩の事らしいです。こころの中の鬼は追い出すことができないので、自分がこころをととのえて、退治しなければなりません。節分会に参加して、こころをととのえましょう。

二月十五日、お釈迦さまが入滅(亡くなりになる事)されたご命日です。
お釈迦さまはインドのクシナガラの地でお亡くなり、その情景を記した涅槃図を掲げ、二月十五日に供養をするのです。お釈迦さまの死の直前から、亡くなるまでのことを記した、大般涅槃経だいはつねはんぎょうというお経があります。そこには、お釈迦さまの死に望むようすが詳しく記されています。
その生涯における最後の旅の途中、お釈迦さまはべーサーリーという街に滞在しました。滞在中お釈迦さまは病のため激しい痛みにさいなまれたそうです。その苦痛を耐え忍び、やがて回復をみますが、お釈迦さまはご自分の死が近いことを知るのでした。

ある日のこと、托鉢より戻り食事を終えたお釈迦さまは、お付きのアーナンダに言いました「アーナンダよベーサーリーは美しいウディーナの聖なる木もゴータマカの聖なる木も全てのものが美しく、こころ楽しい」

お釈迦さまは若き日々生老病死しょうろうびょうしの苦しみに直面し、そこからの解放を求めて出家しました。その苦しみを見つめ続けたお釈迦さまは生涯の最後に目の前に広がる風景を、美しく、こころ楽しいとながめていたそうです。「わたしがベーサーリーを見ることは最後であろう」と振り返り次の街へ行かれたそうです。この後も旅を続けたお釈迦さまは、べーサーリーより北西の地にある、クシナガラでお亡くなりになりました。

涅槃会は、古く仏教伝来当初からおこなわれて『日本書紀』には、曽我馬子そがのうまこが敏達天皇十三(五八四)年に舎利出現による齋会を行い、翌年大野の丘でその舎利を収める塔の起工式を行った、と記されています。 つまりこの二月十五日に『涅槃会』が行われた可能性があると考えられています。

お釈迦さまのご命日である涅槃会の日には、全国各地の寺院でお釈迦さまの最期の様子を描いた「涅槃図」をかけて、お釈迦さまのご遺徳をしのぶ法要を行うと同時に、お釈迦さまの死への望み方に、深く思いを馳せる日でもあるのです。

遺教経ゆいきょうぎょう  涅槃会では『遺教経』をお唱えします。この遺教経は、正式な名前は仏垂般涅槃略説教誡経ふぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょうといいます...「仏が般涅槃にのぞんで、略説した協会の経」となります。 お釈迦さまの遺言の教えの経典ともいわれ、二月一日から十五日まで毎日涅槃図の前でお唱えするのです。

涅槃図 涅槃図はお釈迦さまが亡くなられた時の様子を描いたものですが、涅槃図の解説は諸説存在しており、本資料はその一部を解説したものです。

沙羅双樹の下に、静かに横たわるお釈迦さま。その周りには嘆き悲しむ多くの弟子たち。観音さまや帝釈天、力士、龍王、さらには多くの動物たち。

お釈迦さまの入滅に際して、阿那律尊者あなりつそんじゃから危篤の知らせを受けたお釈迦さまの生母、摩耶夫人は、お釈迦さまを助ける為に天上から薬を投げました(これが投薬の語源とされています)。ところが薬は、沙羅双樹の木に引っ掛かってしまい、お釈迦さまのもとへは届きません。それを見たネズミが薬を取りに行こうと走りますが、ネコがそれを邪魔したために、薬がお釈迦さまのもとに届けることが叶いませんでした。 (ネコが涅槃図に書かれていないのは、このような逸話によるものです)

また、お釈迦さまのもとに危篤を知った動物たちが駆け寄りましたが、一番がネズミ、二番がウシ、三番がトラと、干支の順番になったとも言われています。

 

構図に込められた祈りと願いは何でしょう

 

 

こし庵
涅槃図のエピソードはこちらをクリックしてね

 

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