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曹洞宗のお寺「年間行持」

曹洞宗のお寺「年間行持」わかりやすくまとめました 1月大般若経

 

 

曹洞宗は、お釈迦さまより歴代の祖師方によって相続されてきた「正伝の仏法」を依りどころとする宗派です。それは坐禅の教えを依りどころにしており、坐禅の実践によって得る身と心のやすらぎが、そのまま「仏の姿」であると自覚することにあります。

そして坐禅の精神による行住坐臥(※)の生活に安住し、お互い安らかでおだやかな日々を送ることに、人間として生まれてきたこの世に価値を見いだしていこうというのです。

※「行」とは歩くこと、「住」とはとどまること、「坐」とは坐ること、「臥」とは寝ることで、生活すべてを指します。

 

こし庵
どうもネズミブロガーのこし庵です。曹洞宗のお寺の年間行持についてしらべたよ。一月は、すごい数の経本が並んでたけど、全部読むのかな~?[/st-kaiw

 

 

一月 恭賀新年 転読大般若てんどくだいはんにゃ

 

日本各地の曹洞宗寺院は摩訶般若波羅蜜多経まかはんにゃはらみったきょう(通称:大般若経)」を護持会役員、女性部会員、一般檀家の方々で経文を読みその功徳をもって、世界の平和や参列者の家内安全などをご祈祷し法要が行われ、お昼にはお斎(とき)を食べながら新年会を和やかにおこなわれます。『大般若経』六〇〇巻は膨大で、真読しんどくすることは至難の業です。現在の曹洞宗寺院では、少人数で行われる場合も多く、その時には、略して読む方法(これを「転読てんどく」といいます)がとられています。

「転読大般若」
は、正月祈祷であり、我々自身の1年の幸福を祈る内容です。もし菩提寺から案内など来ましたら、1年間、気持ちよく生きることができるように、参列下さると良いと思います。

紀元前百年ごろに、インドで大乗仏教が始まりました。大乗仏教は人々の事を考え、助けることを重視しました。常に人々のことを考え、助けることを誓い実戦する菩薩を理想としていました。大乗仏教が世に広まるにつれて、さまざまなお経が作られ、法華経ほっけきょう維摩経ゆいまきょうがあげられますが、その中の一つとして作られたのが般若経です。紀元前百年ごろ、大乗仏教が誕生したころに、原型ができたのです。般若経は後にさまざまな解説を付け加え長いお経となり、ついには大般若経(全六〇〇巻)となってしまいます。

紀元二百年ごろまで多く広まった般若経は紀元三百年ごろの教典内容が凝縮される傾向にかわって、その過程で誕生したのが般若心経なのです。般若心経の心には真髄という意味があります。とても長いお経を三百字たらずにまとめ、大乗仏教の知恵の真髄が書かれているのです。般若心経のテーマはくうです。「いかなる存在も独立したものではありえず、全ての存在とつながりあっている」という教えです。自分という存在も、自分以外の全てのものが無ければ、存在することができないのです。
私たち一人ひとりが、永遠に変わることのない存在ではなく、常に変わり続ける存在である事を、空は教えるのです。

般若心経には観自在菩薩かんじざいぼさつ、これは観音さまの別名ですが、観自在菩薩が空をさとり、お釈迦さまの弟子で知恵が第一といわれる舎利弗しゃりほつに空の教えを説くという構想になっています。
観音様、観自在菩薩はさまざまな姿に身を変え、多くの人々を救う菩薩なのです。空をさとりとらわれ無きこころをもって人々を救う観音様は大乗仏教の理想とするところなのでしょう。

 

般若心経

 

高祖降誕会こうそごうたんえ

 

1月19日は高祖道元禅師が誕生された日とされ、降誕会として法要が行われます。 14歳で出家した道元禅師は比叡山で天台宗の数学や密教を習い18歳の時に京都東山の建仁寺に移られ仏樹房明全ぶつじゅぼうみょうぜん和尚の指導を受け24歳で中国に渡られました。

中国では如浄禅師にょじょうに弟子入り「参禅は心身脱落しんじんだつらくなり」と言う言葉に導かれ大悟徹底されたと言われます。 28歳の時に帰国され各地を回れた後、観音導利興聖宝林寺かんのんどうりこうしょうほうりんじを開きました。後に支援者の波多野義重から大仏寺を立てて欲しいと頼まれ(現在の福井県永平寺町)に永平寺を建立されました。

永平寺では修行僧(雲水)が集団で修行を行う「安居」を始められました。 道元禅師の教えは只管打坐しかんたざ」「修証一等しゅしょういっとう」「本証妙修ほんしゅうみょうしゅなどの言葉で表現されます。 修業とは結果(悟り)を得るためのものではなく、道元禅師は修業と悟りの一体を説かれ、毎日欠かさず修行を続けていくことの大切さを説いています。また、日常の生活に坐禅と同じ価値を見いだし、毎日の生活の中の行い一つひとつを坐禅と同じ心で向き合い、それを実践し続けることが、わたし達にとって一生涯修行なのです。1253年 享年54歳でお亡くなりになりました。

道元禅師の著作 『正法眼蔵』「永平広録』『永平清規』『晋勧座禅儀』『学童用心集』

 

[st-kaiwa1]経本のパラパラとめくる風を受けると良いことがあるとか(*^^*)

経本の風を受けると良いことがあるのですよ!
こし庵くん般若心経も覚えてください
シャカ
こし庵
三行ほどは大丈夫です( ̄▽ ̄)

 

【道元禅師】真の師と仏道を求めて|さとり

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【涅槃図】釈迦の教えと真理|2月15日

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