fbpx

曹洞宗

【除夜の鐘】大みそか 煩悩を祓う Joya no kane

 

 

除夜の鐘 Joya no kane

 

12月31日(大晦日)古い年から新しい年へ変わる午前0時を挟んで、一般的には、お寺の梵鐘(ぼんしょう)を108回つく事をいいます。108回は煩悩の数と言われ鐘をつく事により煩悩を払うとされ、人の心の中には怒り、欲望、執着など、さまざまな苦しみや悩み(身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の汚れ)があり鐘をつくことで、それを祓い清めて新しい年を迎える儀式です。

 

中国・宋の時代、日本は鎌倉時代に伝わり、室町時代には仏教の行持として一般化され、江戸時代には多くの寺院で行われていたようです。

 

永平寺の修行道場では鐘をつく時に唱える言葉に、「鳴鐘の偈」(めいしょうのげ)があります。

『三塗八難 息苦停酸 法界衆生 聞声悟道』
(さんずはーなん そっくじょうさん ほっかいしゅじょう もんしょうごどう)

ありとあらゆる者たちが鐘の音を聞いて、苦しみを脱して仏の道をさとりますようにという意味です。

人々の苦しみの原因となるのが煩悩ですので、鐘をつくのはまたその音色を聞くというのは煩悩を払うと言う事と繋がるようです。

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす
The voice of the bell of Jetavana, the sound of various acts, the color of the flowers of the sal tree, and the reason for the desperation of the prosperous.

平家物語の冒頭部分です。
鐘の音に無常、この世のすべては絶えず変化していくもの
そして同じところに留まることは無いという響きが含まれており、お釈迦さまがお亡くなりになられた後に白く枯れてしまったという沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるという道理を示すという意味です。

 

鐘の音に無常を感じ平家一族の栄枯盛衰と重ね合わせ、どんなに栄華を極めたとしても必ず終わりがくるこの世の無常を説いた、物語です。鐘の音に仏教の教えである「諸行無常」「盛者必衰」を感じ今年一年を振り返りさまざまなな方々との、ご縁を大切に来年へ向けて心の苦しみとなる煩悩を祓い鐘をつきましょう。

(平家物語の作者は誰なのか今もわかりませんが、物語は琵琶法師(びわほうし)によって民衆に語られたものでした)

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。

 

こし庵
今年は鐘をつきに行こうかな~( ̄▽ ̄)

 

パーソナルスムージーって無料なの?カラダの悩みや生活習慣から、今の自分に必要な栄養素を無料診断でチェック。その栄養素を含む野菜とフルーツからできたスムージーを25種のレシピから選んで提案します!たのしい食のセルフケア習慣を身に付け、自分を大切にしていきましょう。

-曹洞宗

© 2021 こし庵の仏教ブログ